キャンピングカーの遊び方と注意点を紹介!
キャンピングカーに最近興味を持たれた方へ。キャンピングカーが身近にあると、遊びの幅がグンと広がります。
車一台あるだけなのに、これまでとは視点の違った楽しみ方ができるんです。これはキャンピングカーだからこそ実現できること。
ここからご紹介するポイントを、これから始まるあなたのキャンピングカーライフに取り入れてみてください。
1: キャンピングカーで遊びの可能性が広がる理由
キャンピングカーが一台あると遊びの可能性が広がります。同じ車であっても普通乗用車では、なかなか難しいこともキャンピングカーなら簡単。
(1)イメージからして楽しめそう
これはイメージの話ですが、「キャンピングカー」という言葉から受け取るイメージって、大多数の人は「楽しそう」という雰囲気を受け取るはず。
非現実的な空間というイメージの人もいれば、男性に多いですが「秘密基地」のようなイメージでワクワクする人もいます。
人によって具体的なイメージは違っているのですが、共通しているのは「自分が楽しめそう」というところ。
普通乗用車に乗っていても、SUVに乗っていても、こういうイメージって湧き上がりませんよね?
人は自分がイメージしたことしか実現できません。ということは、楽しいイメージができるキャンピングカーなら、楽しめることは間違いないと言えます。
(2)キャンプが手軽になる!
キャンプが人気です。そのため、一度くらいは行ってみたいと考えている方も多いはず。
でも、テントを立てるのが面倒。タープなんて上手く張れない。夜はテントで寝るなんて落ち着かない。
夏は虫が多くて怖いし、冬は虫がいないけれど寒すぎて無理。
関西だと「6月から7月なんて、雨が多いのに何が楽しいの?」
こういう方、いらっしゃると思います。でも、キャンプには行ってみたい。
こういう難しい悩みを解決できるのがキャンピングカーです。キャンピングカーは、名前のとおりキャンプをする車です。
そのため、お風呂やご飯は車の外で済ませて、それ以外は車内で快適に寛ぐことができます。ですから、虫の被害も最小限。暑さ寒さはエアコンが付いているキャンピングカーなら問題なし。
テントやタープが上手く張れなくても、日暮れ前に食事を済ませて車内に入れば問題ありません。
キャンプがとっても手軽になるアイテムの一つがキャンピングカーです。
(3)機動性がアップする!
キャンピングカーに乗ると、あちこち寄り道して旅を楽しむことができます。旅の途中に地元の野菜を売っているところがあれば立ち寄って買い出し。
海が近い場所を通過するなら、途中のスーパーでお刺身を買い出し。
電車やバスでの旅行ですと、こういう自由気ままなことはできません。これだけでもキャンピングカーで遊び方が広がります。
(4)目いっぱい時間を使える
テーマパークやイベントなど、キャンピングカーで前日から入っていると、目いっぱい時間を使って楽しめます。
行きも帰りも電車やバスの時刻表を気にすることがありませんので、オープンからクローズまで楽しみましょう。
(5)ペットと一緒に思い出作りできる!
電車やバスでも一緒に旅をできますが、やっぱり気を遣いますよね?
キャンピングカーなら、他の人がいませんので気を遣うことがなくなります。
(6)アウトドアのベースとして
アウトドアスポーツやアクティブティを楽しむときのベーススペースとして、キャンピングカーを使うと、遊びの幅が広がります。
これまで、ベースになるものが無かったので存分に楽しめなかったことも、キャンピングカーがあれば大丈夫。
例えば、釣りにキャンピングカーを使えば、休憩は快適な車内で過ごせます。トイレ付きのキャンピングカーなら、困りやすい問題も解決できます。
(7)個人事業主なら事務所にできる
個人事業主なら、移動できるオフィスとして活用できます。
最近流行ってきている「ワーケション」で仕事も遊びも、どちらの幅も広がります。
(8)渋滞回避の秘密道具
渋滞の先に目的地がある。
こういう場合、キャンピングカーなら前日の夜から出発して、渋滞回避することができます。
目的地に早く到着しても、キャンピングカーなら車内で快適に過ごせます。渋滞を気にせずに楽しい場所へ行けますから、躊躇していたところも遊び場の候補にできますね。
(9)つながりが広がりやすい!
キャンピングカーに乗っていると、同じような趣味の人と出会うことが増えてきます。今なら、SNSがありますから旅先での出会いが、新しいつながりになることでしょう。
同じ趣味の知り合いが増えることで、ますます遊びの幅が広がります。
2: 可能性を広げると遊び方も変わってくる
遊びの可能性が広がると、具体的な遊び方も変わります。
(1)シークレットトラベルもできる!
家族やグループには目的地と宿泊日数だけ伝えておいて、目的地までのルートは秘密にしておく。
シークレットトラベルでワイワイ楽しむことができます。
気心の知れている仲間同士なら、目的地もシークレットにしておくと、かなりのワクワク感が出てきます。
(2)○○一周プランも実現可能!
キャンピングカーは宿の手配をする必要がありません。そのため、自分たちのペースで旅を続けることができます。
そこでおすすめなのが、「○○一周」プラン。
例えば、近畿地方ですと
- 伊勢半島一周プラン
- 和歌山~白浜一周プラン
- 琵琶湖一周プラン
- 丹後半島一周プラン
- 知多半島一周プラン
- 小豆島一周プラン
- 淡路島一周プラン
時間さえあれば、「今日はここで終了!」ということにして、都合のいいペースで旅を楽しめます。
(3)秘境や秘湯巡りなんてどうですか?
秘境や秘湯に興味のある人って多いと思います。でも、どちらもハイキングできる場所までいくのに電車やバスでは不便です。
でも、キャンピングカーなら、ハイキングで目的地へ向かえる近場まで進んでいけます。また、ハイキングで秘境や秘湯を堪能した後、キャンピングカーでゆっくりしてから出発することもできるので、無理せず楽しむことができます。
雑誌やテレビでしか見たことのない場所へ行ってみる。これまでに無かった遊び方です。
3: はじめてキャンピングカーで遊ぶときの注意点
はじめてキャンピングカーで遊ばれるときは、次の点に注意しておきましょう。
(1)右左折注意
キャンピングカーは、基本的にトラックをベースに作られています。そのため普通乗用車よりも内輪差が大きくなります。
交差点や駐車場への出入りのとき、右左折に注意しておきましょう。思っているよりも後ろが内側を通ってしまいぶつけることもあります。
また、内側に自転車や原付や歩行者が居ると「巻き込み事故」を起こす可能性が高いです。
少し大回りで。内側に人がいるときは一旦停止して先に行かせる。これが安心です。
(2)酷道や険道へは入らない
細い道、険しい道、落ち葉の多い道。曲がりくねったカーブが続く道。
こういうところへは入らない方が無難です。その先に秘境や秘湯がある場合は、手前の安全な場所へ車を停めて、ハイキングに切り替えましょう。
(3)低い場所は要注意
高さが低い場所。
- ファストフード店の屋根
- トンネル
- 立体駐車場
- 屋根付き駐車場
キャンピングカーの屋根を擦ってしまう可能性があります。自分が運転している車の高さをしっかりと覚えておきましょう。
(4)高速道路は風に注意
高速道路は走りやすいのですが、風には注意しておきましょう。
特に
- トンネルの出口
- 橋
強い横風でキャンピングカーが流される可能性があります。どちらも少しゆっくり走る方が安全です。
(5)3つの急は厳禁です
- 急発進
- 急ブレーキ
- 急ハンドル
どれもキャンピングカーは苦手です。場合によっては転倒することもあります。
普段よりも心に余裕を持って運転しましょう。
(6)防寒具は季節を問わず準備
夏でも冬でも自然の中へ行きますので、防寒具は準備しておくのがベスト。
朝方になると急激に気温が下がるところもあります。暑さは意外にガマンできますが、寒さはガマンできません。
(7)タイヤ跡が残っている場所は駐車しない
道の駅やコンビニの駐車場。展望台の駐車場。
こういったところへ入ると思いますが、駐車場の状態をよく見ておきましょう。
グルグルと駐車場内を回ったタイヤ跡が沢山付いている場合、そこは走り屋さんの場所になっている可能性があります。
トラブルに巻き込まれないよう、注意しておきましょう。
4: まとめ
キャンピングカーがあると遊び方が変わります。また、人によっては趣味が広がることもあります。
例えば、
- 釣りが好きになった
- 写真が好きになった
- サバゲーが好きになった
キャンピングカーがあることで、快適に楽しめる趣味が増えると、人はどんどんと遊び方を広げていきます。
マンネリな毎日を悩んでおられる方にも、キャンピングカーはおすすめです。