キャンピングカーレンタルでキャブコンを選ぶポイントとは?
子どもの頃からキャンピングカーに憧れていた!
前から興味のあったアウトドアを楽しみたい!
突然ダンナがキャンプとか言い出した!?
野外で楽しんでみたいけれど虫は苦手!
このような理由から、キャンピングカーレンタルを検索されたのではありませんか?(違いますか?すいません。)
キャンピングカーは見た目のインパクトも大きいですが、所有すると置き場所や維持費のインパクトも大きいものです。
そこでキャンピングカーはレンタルしてもらうのが一番。
ということで、今回はキャンピングカーと言えばコレ!
「キャブコン」
を選んで楽しく活用する方法を紹介します。
目次
1: テントを使わないならキャブコン!
キャブコンとは正式に言うと「キャブコンバージョン」。
はい、意味が分かりませんね。では、かっこわるく正直にいいます。
「トラックの荷台に生活空間を乗せたクルマ」
いかがでしょうか?
よ~く見ると、キャンピングカーの代名詞的な形のキャブコンは、農業や現場や配達で使われている頑丈なトラックがベースになっています。
最近ではトラック以外にもハイエースを使ったものもありますが、やっぱりせっかくキャンピングカーに乗るんだったら、外から見て誰もがわかる特徴的な形を選びたいところではないでしょうか。
■キャブコンの良いところ
(1)テンション上がる「バンクベッド」運転席の上にベッドがあります。
これはまるで秘密基地状態です。
だから、お子さんは大喜び間違いなし!
ちなみに大人もテンションが上がります。
非日常的な就寝スペースは、インパクトのある思い出になるでしょう。
(2)フラットなベッド
おそらく「バンクベッド」はお子さんに占領されますので、大人たちは後部に常設されているフラットなベッドを使うことになるでしょう。
こちらのベッドは大人でもゆったりと足を延ばして寝られますので快適性抜群です。
ということで、キャブコンはテントを使わないでアウトドアが楽しめます。
虫の被害も少ないです。
盗難の心配も激減します。
夜中の物音で飛び起きることもありません。
突然の雨もへっちゃらです。
寝袋が要りませんので、朝一番にひっくり返して干さなくていいので楽です。
夏のアウトドアでも暑くありません(クーラーついてます)。
冬のアウトドアでも寒くありません(ヒーター完備)。
そして、夜中のトイレも車内でOKなので、怖くないのがうれしいですね。
(3)心地いい社内空間
一般の乗用車よりも断熱性や防音性が高いです。
そのため冬のアウトドアでも暖かく静かな環境でゆったり過ごせます。
車中泊をする場合には、重要なポイントです。
(4)収納スペースが多い
アウトドア用品はかさばります。
そして、連泊する場合ですと着替えもかさばります。
お昼間に釣りをするなら道具が増えます。
お子さんの遊び道具もあるでしょう。
こういった「モノ」たちも楽々積み込めるのがキャブコンの良いところです。
(5)家族が楽しめる場所がある
対面式の座席があります。
テーブルもありますので、クルマで移動中はボードゲームでワイワイ楽しむこともできます。
せっかくですから、キャンピングカーを使っているときは、ゲームやスマートフォンはOFFにして、家族で非日常を楽しんでもらいたいなと思います。
(6)普通免許でOK!
これ重要です。
トラック免許が必要とかだったら困ります。
普通免許のAT限定で問題ありません。
今のキャブコンはオートマです。
■キャブコンで気をつけたいところ
(1)普通乗用車よりも長い3ナンバーの大型車に慣れておられる方なら、内輪差はあまり気にならないかもしれません。
普段コンパクトカーを運転されている方の場合、キャブコンはトラックベースなので全長が少し長くなります。そのため曲がるときに、ボディ中央部より後ろがコーナーの角にぶつからないか注意が必要です。
(2)車高が高い
普通乗用車と最も違っているのは車高です。
荷台に生活空間(小さな部屋)が載っていますので、どうしても背が高くなります。
車高が高いということで気をつけたいのが立体駐車場。
レンタカーで出掛けたときに、わざわざ立体に入れないと思いますが、気をつけておきたいですね。
また、モールの屋内駐車場などは高さ制限がありますので、無理に入ると屋根が「ガリガリガリ」って悲鳴を上げて悲しいことになってしまいます。気をつけておきましょう。
また、3桁国道や県道や府道で出くわすことの多い「高架」。
高架の前には高さ制限の標識がありますので、注意しておきたいですね。
ちなみにアイリンクスのキャンピングカーには、運転席から見えるところへ車の高さをわかりやすく書いてあります。高さ制限の標識が出てきたときパッとみて大丈夫かどうかを判断できますので安心してご利用いただくことができます。
(3)運転にコツが必要
乗用車ではなくトラックベースなので、小回りが利きません。
細い道や、曲がりくねったところは突入しないのが無難です。
また、車体が大きいのと、荷台に重い部屋が載っているので燃費もあまり良くありません。
低燃費安全走行を心がけることで、お財布にやさしい旅ができます。
2: キャンピングカーレンタルで快適に過ごす工夫
(1)チャイルドシート
小さなお子さんがいらっしゃる場合、チャイルドシートを忘れずに用意しましょう。
また、レンタルされるときには、普段使われているチャイルドシートがキャンピングカーのシートに取り付けられるのか確認しておくと安心です。
(2)乾燥防止
ヒーターやエアコンをつけると空気が乾燥します。
人によってはお肌の乾燥を感じる方もいらっしゃいますし、起きたときに喉がカラカラになって少し痛みを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
濡れタオルを掛けて寝るなど、乾燥防止の対策を考えておきましょう。
(3)カラビナ
小さなカラビナを数個持っておくと、小さな荷物をぶらさげることができます。
どうしてもカーブでクルマが傾くと、小さな荷物が動きます。
簡単には落ちないようにしておくと、ケガの心配が減りますのでおすすめです。
3: レンタルするときチェックしておきたいポイント
ここで紹介する備品や装備があるとないのでは快適さが変わります。
レンタルするときには確認しておきましょう。
(1)カーテン
窓にカーテンがついていないまま、車内の電気を灯すと外から丸見えになります。
これは困った状態です。
カーテンがない場合は、代替えできるものはないか確認しておきましょう。
代替えもない場合は、タオルを持って行くと窓に張り付けて目隠しにできます。
(2)冷蔵庫
あるとうれしい装備です。
冷えた飲み物を持っていけるという理由もありますが、旅先で買ったおみやげを入れておけるので、魚や野菜などを購入する楽しさが増えます。
(3)サイドオーニング
日除けにタープを張るのは面倒です。
クルマにサイドオーニングがついていれば、引き出すだけでOKなので手軽で簡単。
(4)トイレ
これはほしいです。
小さなお子さんがいらっしゃる場合、突然「トイレ!」ということも起こりえます。確認しておきましょう。
(5)FFヒーター
アイドリングせずに使えるヒーターです。
冬には必須です。
(6)エアコン
夏も快適に楽しみたいのならエアコンは必要です。
また、大切なペットと一緒に夏の旅をされる場合には、エアコンは必須です。
ペットの多くは暑すぎる環境に耐えることができません。
4: キャブコンを走らせるときの注意点
キャブコンはトラックの荷台に部屋が載っているといいました。
そのため、
- 車重が重い
- 車高が高い
- 車幅もある
ということで、スピードの出しすぎは危険です。
普段お使いの乗用車とは違い、同じ距離では止まれません。
車重があるので、制動距離が長くなります。
また、車高が高いので高速道路で横風に当たることが増えます。
ハンドルをしっかりもって、スピードを出し過ぎないように運転しましょう。
5: まとめ
キャンピングカーのレンタルでキャブコンを選ぶ最大のポイントは、バンクベッドで寝る楽しみではないでしょうか。
普段の生活にあり得ない空間は、ご家族との一生の思い出になることでしょう。
余裕を持ってアウトドアを楽しみながら、快適な旅の思い出を家族で作りたいのなら、ぜひキャブコンをレンタルしていただきたいと思います。
アイリンクスでは、レンタルされる前に実車をご覧いただくこともできます。運転席に座って感覚を確かめてもらうこともできます。
あなたのご家族の思い出づくりに、アイリンクスが協力させていただければ幸いです。